先日投稿した、動きものに強いフレームレートの話で、
 最後に書いていた話について、書いていこうと思います。
次回は、24fps動画を撮影して気付いた、
いくつかのポイントを書いてみたいと思います。
60fpsと同じ感覚で撮影すると、失敗するみたいですね。
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24fps動画がほかの動画と違うところ
個人的に、今年から本格的に24fps動画を撮影し始めて、
 一番実感していることについて、今回は書いていこうと思います。
質感
違いますよね。24fpsは一種のパラパラ漫画のようであって、
 30fpsや60fpsに慣れた目からすると、
 印象的な(=つまりは映画っぽい)映像になると思います。
 ただし、その質感を大事にしないと、
 せっかくの24fpsらしさが失われてしまうと思うのです。
じゃあその質感とやらはどうやって大事にするの?
個人的に、映画っぽい映像って、動きが少ない印象があります。
あれ、先日書いていた記事と違うじゃないか?
 と思われる方もいるかもしれません。
ここでいう動きが少ないというのは、カメラ本体の事を指しています。
 ようは、カメラに映るものが動くのは別として、
 アングル変えてないよなっていう話です。
作例
作例として、以下2つの動画を見てください。
 
阪急相川駅通過 from yukasitan on Vimeo.
と
大阪市営地下鉄谷町線入線シーン from yukasitan on Vimeo.
作例で伝えたいこと
正直微妙な作例で申し訳ないのですが、
 前者の阪急電車の映像は、電車が来る前に、
 少しだけズーミングをしています。
 画角を変更しています。
なんだか、うわっってなりませんか?
ずっとその画角のままでいいじゃない?って
このうわっこそが、24fpsではあってはならないものだと、
 私は思うのです。
手ブレもそうなんですが、あまり映像全体に動きがあると、
 24fpsらしさが失われてしまうのでは?ということが伝わったらいいな…笑
ダイナミックなカメラワークで撮りたいときは…
素直に、60fpsで撮影しましょう笑
カメラをガヤガヤ動かす映像は、24fpsらしさを失ってしまいますから。
最後にこの動画を見てください。
モンキーパーク from yukasitan on Vimeo.
ここで、鉄道じゃない動画を出してくるところは許してください(;’∀’)
 この動画は、動物園でサルを追い掛け回す感じで撮影した動画ですが、
 やっぱり、なんだか24fps感は減っているような印象を持ちます。
奥深い24fps動画の世界
写真でも、単焦点レンズだから、
 ズームレンズと違って動きが制限される場面があります。
 その制限された中で、いい写真を撮ることに快感を感じる方もいると思います。
それと同じで、この24fps動画の世界も、
 アングル固定だったらここにカメラを置いて、
 焦点距離何ミリにして…という、
 こだわりながらの撮影ができるんですね。
これって実に素晴らしいことじゃないですか?
という薄っぺらい感情攻撃はここらにしておいて、
 今回の記事のまとめになります。
さいごに
私が考える24fps動画独特の要素は、以下の通りです。
- アングル動かさない
- ズーミングもしない
- カメラは置くだけ
- その分撮影前にこだわる!
これらをまとめると、質感を大事にしているということです!
ということで、ぜひ、意識して撮影してみてください。
 より、映画っぽい映像が撮れるかもしれません。
しまった・・・
すみません。
 “60fps動画と同じ感覚の説明がないやんけ!”
でした。(厳密には2行書いてるけど、これじゃ伝わらない…)
 説明ができていませんでしたので、また次の記事で書きたいと思います。。。




